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食品&アクセスアップ情報・知識

yakibuta.exblog.jp
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2005年 01月 18日

ビタミンB1について

お肉にはビタミンB1が多く含まれているのは、皆さんご存知でしょうが、お肉の中でも豚肉には、それが特に多く含まれています。

ビタミンB1は体の疲れをとる事で知られていますが、調理方法ひとつでそれを有効にとれるかどうかが変わってきます。

ビタミンB1に限らずビタミン類は、熱に弱く水に溶けやすいという性質を持っています。また、ある食品との組み合わせでビタミンB1の吸収率を肉だけを調理するよりも数倍に上げる事も出来ます。

にら、にんにく、ねぎなどには、硫化アリルという成分が多く含まれています。硫化アリル自体が疲労回復効果があるわけですが、ビタミンB1と組み合わせますと相乗効果でそれが更に効率的に吸収されるようになります。

日常、私たちはご飯やパンを主なエネルギー源としています。ご飯やパンに含まれるでんぷんは、まずブドウ糖になり吸収されます。そしてブドウ糖は血液により筋肉に運ばれますが、このままではエネルギー源にはなりません。ブドウ糖はさらに分解され初めてエネルギーとなるのです。この時、ビタミンB1が必要となるのです。

したがって、糖質を多く含む食品を多量に食べても、ビタミンB1を含む食物を食べなかった場合にはその糖質がうまくエネルギーに変換されないわけです。その結果、体はとても疲れやすくなります。特に脳の場合はブドウ糖以外の栄養素をエネルギー源としては活用できないので、ブドウ糖が不足すると頭の働きも鈍くなります。


※情報提供; 焼き豚ワンダーランド

by 412983 | 2005-01-18 10:08 | お肉の情報・知識


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